5月のテーマ食材は、新にんじんとバナナなのです。
でも、毎週少しずつ味を変えているのはご存知ですか?
今日も小川由紀子さんのおいしい人参を使って、ACOTで定番になりつつあるイギリスらしさいっぱいのキャロットケーキ。
●有機にんじんと黄金柑、サルタナレーズンのケーキ
先週まではネーブルオレンジを使って、甘く華やかにしていたけど、今日はすっかり夏っぽいお天気になったので、少し甘みを抑えて、黄金柑でさわやかに仕上げました。
甘みのあるみずみずしい人参は、少したっぷり目に使って、軽さを出し、有機オレンジピールも先週までは有機砂糖漬けのものを使っていたけど、今週は爽やかな苦味と香りを出すためにvoxの有機オレンジの皮の乾燥を黄金柑の果汁でもどして使いました。
焼く前に生地をペロリと味見。すっきりした甘みがいい!サルタナレーズンも酸味がココチいいですね。使いすぎると甘くなってしまうので、少なめに。軽いのでいつもよりちょっと大きめにカットして、とってもお得なケーキになりました。
ところが、ちょっとだけ、売れ残ってしまいました。季節柄、見た目が重かったのでしょうか?
パクっと一口サイズにした方がよかったなと反省です。
●有機バナナとピーナッツバターのプチケーキ
バナナの追熟具合がベストタイミング。今週のバナナケーキは特にオススメ!
このレシピは、バター代わりに、ピーナッツバターを使ったケーキ。
パン生地のよう固めの仕上がりが特徴でしたが、先週からなたね油を入れて、よりケーキっぽい、ちょっとしっとりとした仕上がりにしました。今週はなたね油の分量をさらに増やして、より軽く、よりしっとり感を出すようにしています。
ピーナッツの香ばしい香りとバナナの甘い香りのバランスがいいなー。どっちもちゃんとして、いい感じの焼き上がりになりました。
●新作 有機コーンミールのスコーン
このごろスコーンのおいしさに目覚め、またまたスコーンの新しい生地に挑戦!
先週は卵とヨーグルトを入れて、かすかに発酵香のある軽い生地にクランベリーとチェだーチーズをそれぞれ入れました。
お客様からもおいしかった、と好評でしたが、粉好きとしては、卵を入れないで、粉のおいしさをそのままお伝えした方がいいのかなと考えて、卵なしレシピにしてみました。
アメリカのコーンブレッドの懐かしい感じも結構好き。
季節柄、軽いケーキを焼きたくて、アリサンの有機コーンミールを購入していたので、それを使ってスコーンを焼いてみました。
アリサンのコーンミールはそのまま噛んでみたら、甘みがあって、おいしい。かすかに香ばしさもあって、これは期待できそう!
卵やヨーグルトなしでも、柔らかく、軽い感じが出たみたい。
生地に無駄がでないように、四角くカット。
コーンの黄色もなかなかいいんじゃないでしょうか?
焼き色もいい感じです。
焼きたては・・・
夏の甘みの強いコーンそのものの甘味がぶわーっと奥の方で広がります。
おいしい!
冷めたらコーンの甘みや香りは落ち着いてしまうので、このおいしさは作り手だけが楽しめる特権ですね。
お買い上げいただいたら、トースターやレンジで少し温めると風味が少し蘇りますので、ぜひ、ぜひ、温めて食べてほしいです。
温めて、バターをのせて、とろっと溶けたところを、ハグっと!